<『クイック壁高欄』の施工現場のご紹介>

発注者:西日本高速道路株式会社九州支社

工事名:沖縄自動車道(特定更新等)福地川橋(下り線)他1橋床版取替工事

施 工:オリエンタル白石㈱・日本橋梁㈱JV

工 期:720日間

設置延長:848m

クイック壁高欄に関する詳細はこちら

◎クイック壁高欄が日刊建設工業新聞2020年4月14日の記事に掲載されましたので紹介します。こちらよりPDFファイルが開きます。

◎クイック壁高欄がセメント新聞2020年4月27日の記事に掲載されましたので紹介します。こちらよりPDFファイルが開きます。

【概 要】

クイック壁高欄は、この度、西日本高速道路株式会社が発注した沖縄自動車道の床版取り替え工事に採用されました。
簡易な構造で施工スピードと耐久性を大幅に向上させました。
施工方法は、床版から突き出したGP鉄筋に壁部材を差し込み、無収縮モルタルを充填(じゅうてん)することで床版と接合できます。横方向の接合は凸と凹を合わせる「せん断キー」構造とし、縦目地に無収縮モルタルを充填し作業完了となります。
GP鉄筋は耐久性を高めるため、グリップを圧着した鉄筋にエポキシ樹脂塗装を施したもので、さらに床版との接合面は路面排水が浸透しにくい高さに設定して水の侵入を防ぐ構造になっています。
また、実車衝突試験にて「SB種」としての性能は検証済みで国交省とNEXCOの要求性能を満たしています。 今後も需要が見込める高速道路の老朽化したRC床版取り替え工事において、早期解放のため工期短縮に貢献することが期待されます。

【施工写真】

沖縄県 クイック壁高欄