お使いのブラウザはサポート対象外です。推奨のブラウザをご利用ください。

製品情報 擁壁・法面保護工
宅地造成等規制法施行令第14条(国都防第17号) 国土交通省大臣認定
ハイ・タッチウォール(耐震型)

認定・規格・準拠図書等
  • 宅地造成等規制法
  • 国土交通大臣認定擁壁
  • 宅地防災マニュアル
特別仕様
  • 災害復旧品
  • 現場打ち→プレキャスト対応
  • 地震対策品
取扱地域
  • 北海道
  • 東北
  • 関東
  • 中部
  • 北陸
  • 近畿
  • 中国
  • 四国
  • 九州
  • 沖縄

※取扱が記載されていない地域については、担当営業所にご確認ください。

概要

ハイ・タッチウォールは、コンクリート二次製品であることによる「品質と信頼」、迅速な工事が行える「施工性」、これらによる宅地供給への「スピード」、そして宅地所有者に「安心」を提供できるものです。
高さ3m以下の宅地擁壁は、日本各地のプレキャスト製品メーカーが、地元の個性と産業振興に応じて個別に国土交通大臣認定擁壁を製造販売しています。
高さ3mを超える宅地擁壁は、全国統一規格とし、利用者の使いやすさ、統一され安定した品質、どこの工場からも同一製品を供給できるという優位性を持った「ハイ・タッチウォール」として、一般社団法人ハイタッチセンターが規格化しました。
ハイ・タッチウォールは、宅地造成等規制法施行令第14条による国土交通大臣認定(国都防第17号)を取得した、宅地造成用のプレキャストL型擁壁です。

クリックして拡大

 

大規模地震動とは……

大地震(大規模地震動)

発生確率は低いが直下またはプレート境界で発生する地震を想定した高いレベルの地震動で、一般に震度6~7程度を想定しています。標準設計水平震度k0=0.25に地域係数Zを乗じて求めます。

「宅地防災マニュアルの解説」より引用

特長

プレキャストL型擁壁の「ハイ・タッチウォール」は、以下のような特長を有しています。

  1. 宅地擁壁で高さ5mまでの一体構造で大臣認定を受けたL型擁壁です。

  2. 設計水平震度は、大地震kh=0.25用で対応しています。中地震kh=0.20地区でも使用できます。

  3. 現・国立研究開発法人建築研究所で耐震実験等を行い、地震時の挙動や耐力を解析し、その結果を反映した高品質・高性能の製品です。

  4. 大臣認定擁壁製造工場認証を受け、品質管理の徹底された工場で製造されます。

  5. 全国各地の会員各社が統一した製品を供給する事ができます。

  6. 前壁に化粧(デザイン)を施すことも可能なため、「個性」と「調和」を選ぶことができます。

  7. 機械施工により省力化と工期の短縮が図れます。

  8. フェンスを擁壁天端に一体化して設置できます。

  9. 前壁がほぼ垂直であるので宅地の有効利用ができます。

  10. 擁壁背面の土質は、内部摩擦角がφ≧25°以上とφ≧30°以上の2種類から選定できます。

  11. 擁壁背面の土の単位体積重量はγs=16~19kN/m3の範囲に対応できます。

  12. 製造工場は、ハイタッチセンターの会員として全国にネットワーク化されています。

ハイ・タッチウォール(耐震型)には2タイプあります。

HT タイプ(High-Touch Wall のHT)
裏込め土は、内部摩擦角がφ≧30°の良質土が条件です。
中地震及び大地震に同一の形状で対応可能です。
基礎地盤は、内部摩擦角がφB≧30°の良質地盤が条件です。
積載荷重は、10kN/m2又は15kN/m2に対応しています。
HWタイプ(High-Touch Wall のHW)
裏込め土は、内部摩擦角がφ≧25°の土が条件です。
中地震と大地震に対応するため、各々の規格の底版長です。
製品高さHが3mを超え4m以下は、内部摩擦角がφB≧25°の基礎地盤が条件です。
製品高さHが4mを超えるものは、内部摩擦角がφB≧30°の基礎地盤が条件です。
積載荷重は、10kN/m2に対応しています。

ご注意

一般的な地盤用のHWタイプのφ≧25°は、擁壁背面の「裏込め土」の内部摩擦角φ と、擁壁底面下にある「基礎地盤」の内部摩擦角φBをφB≧25°とφB≧30°に分けていますのでご注意願います。

擁壁の基本条件

設計条件と呼び名の対照表

基礎地盤の必要な許容応力度