製品情報
擁壁・法面保護工
国都防第17号宅地造成等規制法施行令第14条 国土交通省大臣認定
ハイ・タッチウォール(耐震型宅造用L型擁壁)
- 認定・規格・準拠図書等
-
- 宅地造成等規制法
- 国土交通大臣認定擁壁
- 宅地防災マニュアル
- 特別仕様
-
- 災害復旧品
- 現場打ち→プレキャスト対応
- 地震対策品
- 取扱地域
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- 北海道
- 東北
- 関東
- 中部
- 北陸
- 近畿
- 中国
- 四国
- 九州
- 沖縄
築造仕様
❶一般的注意事項
ハイ・タッチウォールは、重量構造物です。したがって、擁壁背面及び基礎地盤の土質条件により、施工方法が異なりますので、以下の事項に注意し確認して下さい。
- ①本擁壁は、設計載荷重の大きさ、地震時の水平震度、土質条件により、タイプが異なります。施工箇所の条件を十分把握し、適合するものを選定して下さい。
- ②基礎地盤の許容応力度は、規定されている値以上の支持力を確保して下さい。
- ③HWタイプは、擁壁背面の「裏込め土」の内部摩擦角φと、擁壁底面下にある「基礎地盤」の内部摩擦角φBを分けていますのでご確認下さい。
- ④HWタイプにおいて「裏込め土」がφ≧30°の場合又は岩盤の場合は、根入れ深さを浅くすることができます。
- ⑤排水側溝工事、のり面保護工事、山止め工事、杭地業工事、支持力増強のための地盤改良工事等については、宅地造成工事の設計者及び施工者の責任のもと実施されるものとしています。
- ⑥隅角部は、現場打ちコンクリートで施工して下さい。
- ⑦擁壁前面はH/500の勾配を有していますので、施工時に考慮して下さい。
❷根入れ深さDf
根入れの深さDfは、宅地造成等規制法施行令第8条4項に則り、擁壁を岩盤に接着して設置する場合を除き次の通りとして下さい。
❸フェンスの取り扱い
- ①ハイ・タッチウォールにフェンスを取り付ける場合は、予め工場で天端にフェンス支柱を埋込む穴を配置します。
- ②フェンス支柱埋込み穴の深さはb=25cm、断面の投影幅はa=8cm以下、支柱の設置位置は、擁壁の天端厚さの中心線上で±5cm以内の位置、かつ、擁壁両端から16.5cm以内の部分を除く範囲が可能です。
- ③フェンスの種類は、自重の小さいネットフェンス、歩道用の防護柵として下さい。
❹基礎及び敷モルタルについて
- ①基礎材の厚さは、基礎コンクリート10cm 以上、基礎砕石20cm以上として下さい。
- ②据付に際し、基礎コンクリート面と擁壁底版との間に隙間が生じないように、厚さ2cm程度の良く締固められた敷モルタルで不陸を処理して下さい。
❺透水層について
- ①たて壁の背面には、砂利又は宅地擁壁用透水マットによる透水層を設けて下さい。
- ②擁壁背面の土砂が目地及び水抜穴から流出することを防止するために、耐食性の吸出し防止フィルターを設置して下さい。
- ③透水層の下部には止水コンクリートを設置して下さい。
施工の流れ
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