
特長
- 部材間の継手はPC継手及び機械式継手をそれぞれ適所に使用して、 剛結合としています。
- 軽量化を図るためホロー(中空)断面にしました。
- アーチ基礎は、L型(脚付)の一体構造とし応力が集中する箇所との接合を避ける工夫をしました。
- プレキャスト部材と現場打コンクリートの併用により、型枠や型枠支保工などの削減が可能、工期の短縮にもつながります。
構造概要

部材の接合

活荷重 | T-25 |
---|---|
土の単位体積重量 | 19kN/ ㎥ |
水平土圧係数 | 0.50 および0.30 |
内空寸法 | 内空幅 7.0m ~ 16.5m、内空高 5.7m ~ 12.0m、内径R 4.0m ~ 8.0m |
最大土かぶり | 10.0m |
準拠示方書類 | (公社)日本道路協会「道路土工 カルバート工指針(平成22年)」 |
NEXCO「設計要領第二集 擁壁・カルバート編(平成28年)」 |
実物大実験概要
2006年9月に近畿大学理工学部で実大実験を実施致しました。(指導:近畿大学理工学部社会環境工学科 栁下文夫教授)
本実験で構造体全体、およびホロー部材・接合部においても十分な耐力を有していることが確認されました。
(本実験に関しまして、2007年のコンクリート工学年次論文集 第29巻 第3-3087にも掲載されております。)
載荷方法について
偏荷重による載荷が可能となるように3点載荷としました。
この結果、本構造が偏土圧や地震時のような偏荷重に対しても十分な耐力を有していることが確認されました。




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