工法情報
特殊工法・新素材
高耐久・低炭素型コンクリート
ハレーサルト
NETIS登録No.ハレーサルトプレキャスト張出車道:CG-220004-A、ハレーサルト張り出し歩道:CG-130006-VE、ハレーサルトL型擁壁:CG-200018-A、ハレーサルトプレキャスト床版:CG-210006-A
- 認定・規格・準拠図書等
-
- 下水道新技術推進機構技術審査証明
- 特別仕様
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- NETIS登録
- 取扱地域
-
- 北海道
- 東北
- 関東
- 中部
- 北陸
- 近畿
- 中国
- 四国
- 九州
- 沖縄
※取扱が記載されていない地域については、担当営業所にご確認ください。

「ハレーサルト」(副題:高炉スラグ細骨材を用いた超高耐久性プレキャストコンクリート製品用コンクリート)は土木研究センターから建設技術審査証明を取得しています。
「ハレーサルト」は、セメントの一部に高炉スラグ微粉末を使用し、細骨材として高炉スラグ細骨材を100%用いて凍結融解抵抗性、塩化物イオン浸透抵抗性ならびに硫酸に対する抵抗性等を向上した超高耐久性プレキャストコンクリート製品用コンクリートである。
特長
耐塩害性
■審査証明の結果■
塩化物イオン浸透抵抗性
土木学会の水結合材比と見掛けの拡散係数との関係式と電気泳動による方法および実構造物調査による方法により求めた見掛けの拡散係数の結果によれば、「ハレーサルト」は、水結合材比25%のコンクリートと比べて塩化物イオン浸透抵抗性が向上することが確認された。
塩化物イオンの見掛けの拡散係数の確認
水結合材比25%のコンクリートと比べて「ハレーサルト」の塩化物イオン浸透抵抗性が向上することを確認するため、2017年制定土木学会コンクリート標準示方書[設計編]に準拠し、次に示す方法でコンクリートの塩化物イオンの見掛けの拡散係数の特性値を確認した。
(i) 水結合材比と見掛けの拡散係数との関係式
(ii) 電気泳動法を用いた室内実験
(iii) 実構造物調査耐凍害性
■審査証明の結果■
凍結融解抵抗性
「ハレーサルト」は、コンクリートの凍結融解試験方法(水中凍結融解試験方法(A法))における耐久性指数が95以上を満足することが確認された。濃度3%と10%の塩化ナトリウム水溶液を用いた凍結融解試験による耐久性指数の結果によれば、「ハレーサルト」は、水結合材比25%のコンクリートと比べて塩水環境下の凍結融解抵抗性が向上することが確認された。※審査証明の範囲外です。
耐硫酸性
■審査証明の結果■
硫酸に対する抵抗性
濃度5%と10%の硫酸を用いた硫酸浸せき試験による中性化深さの結果によれば、「ハレーサルト」は、水結合材比25%のコンクリートと比べて硫酸に対する抵抗性が向上することが確認された。耐硫酸性
硫酸と反応し、高い浸食抵抗性を有した強固な表面被覆膜を形成
低炭素
高炉スラグを多く使用しているため約40%のCO2排出削減
資源循環
原材料として約50%の高炉スラグを使用
高炉スラグ細骨材とは
高炉スラグ細骨材は、高炉で鉄鉱石を溶融・還元する際に発生するスラグです。
高炉スラグ細骨材は、急冷処理した高炉水砕スラグを軽破砕し、粒度、粒径を摩砕加工によって整え、必要に応じて固結防止剤が添加されたものです。
現場条件等により、ハレーサルト製品に高炉スラグ細骨材に由来する点錆が発生する可能性がありますが、これはコンクリート表面のみの現象であり、ハレーサルト製品の強度、耐久性には問題ありません。
特徴
製品例
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