参考歩掛

セーフティガード

セーフティガードの歩掛は形状や構造が似たPGFの歩掛を参考にして算出する。
据付工の日当り施工量はPGFの製品重量と日当り施工重量の相関関係(図1)より求めた数式(Wd=7.4W+10000)を用いる。
標準作業と異なる時間的制約、その他事由の場合は、日当り施工量に補正係数を乗ずる。
短期施工時に製品運搬が⾧距離となる場合、運搬車両の確保が困難となるので施工日までに現場近くで仮置きする。
短期施工による移動式クレーンや運搬車両に予備が必要な場合には別途計上する。

(注意)
1. PGFの製品重量はRp-SBm-FE(部材⾧5.0m)を基準にする。

(注意)
1. セーフティガードの製品重量は2,480kgとする。

(注意)
1. 上表はセーフティガードを大型トラック・クレーン装置付(10㌧車・2.9㌧吊)で施工する場合に用いる。
その他の揚重機械で施工する場合は別途とする。

(注意)
1. 上表は製品底面に接地ゴムが予め工場で取り付けされたセーフティガードを施工する場合に用いる。
ゴム製の高さ調整材を使用して施工する場合は、普通作業員を3人として計上する。

(注意)
1. 本歩掛は、セーフティガードを搬入・搬出、積込・荷卸、設置・撤去する作業であり、現場内小運搬(20m程度)を含む。
設置・撤去には床堀、基礎コンクリート、埋戻等は含まない。仮置き場の確保、整地や片付け等は含まない。
搬入・搬出とは資材置き場への搬入出時の積卸作業を指し、積込・荷卸とは設置・撤去時の資材置き場での積卸作業を指す。
2. 仮置き時にリンギ等が必要な場合には別途必要量を計上する。
3. 諸雑費は据付用治具等の費用であり、労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を計上する。
4. 実施工は製品搬入の大型トラック・クレーン装置付(10㌧車・2.9㌧吊)を用いることができるが、運送委託の荷役であり
公称単価がなく、積算上は移動式クレーン作業料金(ラフテレーンクレーン25㌧吊)で計上する。
5. 夜間作業の場合、労務単価は50%割増、ラフテレーンクレーン単価は30%割増とする。

(注意)
1. 標準の作業時間は、8時から17時までの9時間から準備・片付けの各30分と休憩1時間を減じた7時間とする。

(注意)
1. 本歩掛は、セーフティガードの据付時に舗装へ滑動防止アンカーを施工する作業である。
2. 滑動防止アンカーの数量は製品長4.0mに片側2本、両側4本とする。
3. 諸雑費はハンマードリル、発電機等の費用であり、労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を計上する。
4. 撤去時にアンカー孔処理が必要な場合には別途計上する。