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製品情報 道路
剛性防護柵
プレキャストガードフェンス(PGF)/コンクリートバリア(CONCRETE BARRIER)

特別仕様
  • 災害復旧品
  • 現場打ち→プレキャスト対応
取扱地域
  • 北海道
  • 東北
  • 関東
  • 中部
  • 北陸
  • 近畿
  • 中国
  • 四国
  • 九州
  • 沖縄

※取扱が記載されていない地域については、担当営業所にご確認ください。

概要

(公社)日本道路協会『防護柵の設置基準』に準拠したコンクリート製剛性防護柵

新しい防護柵の設置基準は性能規定方式になりました

1998年11月に防護柵の設置基準が改定されました。
新基準は、従来の構造諸元等の仕様を規定する仕様規定から、強度性能や乗員の安全性能など防護柵として必要な性能を規定する性能規定に変わりました。
 

コンクリート製剛性防護柵は、共同研究による実車衝突実験で安全のために必要な性能を持っていることが確認されています。

 

共同研究で行った主な実車衝突実験

25tの大型車が時速100km・衝突角度15度(衝撃度650KJ)という、 世界でも例のない厳しい条件で実車衝突実験「於:(旧)建設省土木研究所」を行い、評価科目を全てクリアしました。

◎「新版・コンクリート防護柵(本設・仮設)」はこちら

プレストレスを入れるから

・車両衝突時にブロックが弓状に微少変形して衝撃を吸収した後、変形を元に戻す効果があり、弾性的なコンクリート構造として作用します。
・衝撃力を各ブロックに分散させ、コンクリートのひび割れを防止します。
・ブロック断面を薄くできます。鉄筋コンクリート製の65%に縮小されています。

 

JIS認定取得工場製品だから

・仕上がりが美しい。
・コンクリートが緻密で水密性や耐久性に優れています。
・品質管理が厳格におこなわれて製作するため、鉄筋のかぶり厚が正確です。
・付属物(眩光防止板、埋込式照明装置、デリニエーターなど)が正確に取り付けられます。

 

短期間で施工し、ただちに供用できます

・夜間に施工し、朝には供用させる事例が多く見られますが、このような急速施工の箇所に最適です。
・ブロック運搬、設置、ブロック目地施工、PC緊張、と作業が短期間に単純に行うことができます。

 

曲線半径が小さい箇所でも、施工ができます

・このような箇所は、事故の発生しやすい場所でもあり、安全な防護柵が必要です。施工実績では、半径50mの高速道路ランプ部に施工しました。
・3mブロックを曲線に配置し目地の開きで調整、そしてプレストレスを導入し、一連の曲線の連続壁を作ります。

 

短区間の施工も得意です

・事故は急曲線、急勾配等の比較的短い区間に集中する傾向があり、これらの箇所に無理なく対応することが可能です。
 

上下車線に段差があっても敷設が容易にできます

・道路の曲線部では、上下線で独自にカントが付き中央分離帯に段差が生ずることがあります。単スロープ断面型を用いることで段差対応が容易に行えます。

 

臨時に交通規制用として仮設置し、将来、本設置も可能な構造もあります

・ブロック本体をPC鋼材で緊結、その緊張後の解放も簡単に行えるため、将来の移設に構造性を保持して対応ができます。
 

設計条件

仕様区分

プレキャストコンクリート製剛性防護柵の仕様記号表記は以下のとおりである。

記載方法はRp-SB-FEとする。
・防護柵形式記号は、Rp:プレキャストコンクリートとする。
・形状記号は、F:フロリダ型、S:単スロープ型とする。
・橋梁擁壁等の構造物中に設置する場合はB、土中に設置する場合はEとする。
 

種別の設定

車両防護柵は、強度(車両が衝突したときに突破されない衝撃度の大きさ)および設置場所に応じて種別が設定されています。SC(SCm)~SS(SSm)の高強度区間ではコンクリート製剛性防護柵が最適です。
SCより低強度の区間でコンクリート製剛性防護柵を使用する際は、SCを準用いたします。

種別の適用

種別の適用は、道路の区分、設計速度および設置する区間に応じて行われます。