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製品情報 カルバート・下水道
耐震性ボックスカルバート
IBボックスカルバート(IB50Rタイプ)

認定・規格・準拠図書等
  • 道路土工カルバート工指針
  • 下水道施設の耐震対策指針と解説
  • 建設技術審査証明
  • プレキャスト共同溝設計・施工要領(案)
特別仕様
  • 災害復旧品
  • 現場打ち→プレキャスト対応
  • 地震対策品
取扱地域
  • 北海道
  • 東北
  • 関東
  • 中部
  • 北陸
  • 近畿
  • 中国
  • 四国
  • 九州
  • 沖縄

※取扱が記載されていない地域については、担当営業所にご確認ください。

概要

建設技術審査証明書:2022年3月更新

特長

  1. 全国ボックスカルバート協会規格、KC ボックスカルバート規格のボックスカルバートの継手として採用することで、可とう性管路/耐震性管路が築造できます。

  2. ボックスカルバートの継手差し口に耐震性ゴムリングを取り付け、個々の継手に可とう性と止水性を持たせる構造です。

  3. 抜け出し後、および屈曲後の止水性能が確保できます(0.06MPa)。

  4. 縦締め緊張が不要なため、経済的に耐震性管路が構築できます。

  5. 地盤の変形に追随できる構造です。

  6. 内目地工が不要です。

耐震設計

 

耐震設計の基本的な考え方

管路施設は、「重要な幹線」等と「その他の管路」に区分し、原則として次に示す耐震設計を行う。
 

1

「重要な幹線」等は、既設、新設ともにレベル1地震動に対して設計流下能力を確保するとともに、レベル2地震動に対して流下機能を確保する。

2

「その他の管路」は、新設を対象にレベル1地震動に対して設計流下性能を確保する。


〈備考〉
①設計流下能力とは、流量計算書に記載された当該管きょの流下能力をいう。
②流下機能の確保とは、地震によって本管部のクラックや沈下等の被害が生じ設計流下性能の確保が困難となるが、補修や布設替等の対策を行なうまでの間で、管路として下水を上流から下流に流せる状態をいう。

適用

●レベル1、レベル2の耐震計算により求められた抜け出し量がIBボックスの保証抜け出し量以内で
 ある管路に適用できます。
●保証抜け出し量以内の不同沈下が予測される軟弱地盤の施工にも適しています。

設計条件

地震に対する設計・設計フロー

可とうボックスカルバートの耐震設計は、「応答変位法」を用いて、縦断方向の検討を行います。

 

■応答変位法とは

構造物の耐震設計には震度法や修正震度法がありますが、これらは力による設計であり、地上構造物では有効な方法であります。一方、地中構造物のように地盤の動きに構造物の動きが左右される場合は、地盤各部の相対変位に応じて構造物に応力が生じます。そのときの変形を構造物に静的に作用させて構造物の応力を求める方法が応答変位法であります。

 

概要

長尺化した継手部差し口に耐震性ゴムリングを埋め込み製作した、高い変位追従性を有した通常敷設型を基本とした耐震性プレキャストボックスカルバートです。
標準製品を利用した曲線施工性能を有し、抜出し防止金具を設ける事で設計値を上回る抜出しの抑制も可能となっています。オプション

IBボックスカルバート(IB50Rタイプ)

IBボックスカルバート(IB50Rタイプ) 製品図・基本性能表
IBボックスカルバート(IB50Rタイプ)